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公開日:2020.07.03

コミュニティガーデン「ohana」からの嬉しいお知らせ

季節は7月。すっかり夏になってしまいましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

人と対面で会うことが難しくなってしまったこの数カ月は、まちづくりにとっても大変厳しい時期でした。
オンラインでは補完することのできない人と人のつながりを、今後どう保っていけばいいのか?私たちも、試行錯誤の日々です。

さて、そんななか、以前取材をさせていただいた上鳥羽のコミュニティーガーデン「ohana」から、気持ちを明るくしてくれる嬉しいニュースが届きました!

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初めての取材をさせていただいたのは、昨年の夏。
上鳥羽北部いきいき市民活動センターにあるお庭を手入れし、花を植えていこう、という取り組みが始まったところでした。

▼庭づくりで地域の交流を深めよう! ~コミュニティガーデン ”ohana”~
https://kyotokeikan.org/2019/08/27/1785/

あれから、約10カ月。

今年5月のohanaはなんと、満開のバラの花に囲まれていました!

4月の上旬には、水仙、ムスカリ、チューリップが次々に開花。5月の頭にはバラの蕾が枝一杯に付き出し、日に日に膨らんでいたそうです。

そして、5月中旬、咲き始めが早い品種から一気に咲きだし、満開に。他の品種のバラも次々に咲きだしていったそう。

 

デザイン・監修を手掛けていた白砂先生も驚かれるほど、ohanaの庭は満開のバラと花々でいっぱいになりました!

(パーゴラの上に咲いた遅咲きのバラ)

ここまで綺麗な花をたくさん咲かせられたのは、ohanaに関わる地域の皆さんが、一生懸命お手入れをされてきた努力があったからです。

 

バラ苗や、チューリップ、水仙、ムスカリなどの球根植え込み作業が行われたのは、昨年の12月。

白砂先生のアドバイスにより、球根は整然と並べて植えるのではなくランダムに地面に投げ、落ちた所に穴を掘って軽く土を被せるという方法がとられました。

  

これにより、人が作ったような感じではなく、自然な表情のガーデンになるとのこと。なるほど!
素敵なお庭には、そんな工夫がされていたんですね。

 

その後もバラの枝を整えたり、剪定したりと、毎月の活動でお手入れを続けてきた、ohana会の皆さん。

しかし、今年5月に予定していたohanaのアニバーサリーイベントは、新型コロナウイルスの影響で中止に・・・

満開のバラの中、楽しいひと時を過ごそうという願いは、叶いませんでした。

 

それでも、ohanaのガーデンには、日々新しい花が咲き続け、見る人たちの目を楽しませています。

ohana 会の皆さん、地域の皆さん、上鳥羽北部いきいきセンターやいきいき上鳥羽プロジェクトメンバーの皆さん・・・
多くの人の手によって支えられているohanaはこんな状況下でも、変わらず、地域の人々の心をほっと休ませてくれる存在になっています。

 

来年の春にはさらにレベルアップしたガーデンとなるよう、これからもお手入れや整備が進められていくそう。楽しみです!

ohanaのガーデン(上鳥羽北部いきいき市民活動センター隣)はどなたでもお入りいただけますので、お近くに行かれた際にはぜひ、ご覧になってみてくださいね。

 

ohana会の皆さん、嬉しいニュースをありがとうございました!

 

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https://www.facebook.com/profile.php?id=100024761447839


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コミュニティガーデン”ohana”には、京都景観フォーラムの「京都景観エリアマネージャー(エリマネ)」が活動に加わっています。

●京都景観フォーラムの地域サポート活動の紹介はこちら
https://kyotokeikan.org/activity/support

●エリマネの活動紹介はこちら
https://kyotokeikan.org/activity/am_net

文・写真:土谷 真咲(京都景観フォーラム 広報チーム)