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公開日:2021.09.09

【京都景観エリアマネジメント講座】特別講義 ~世界の歴史都市の景観政策と京都の景観政策の成果~

開講中の京都景観エリアマネジメント講座 基礎講座の第2回は、新型コロナウイルスの感染拡大により対面での開催が難しかったことから、中止となりました(※受講生は来年の講義を無料で受講できます。実習科目は今年度中に日程を振り替えて開催)。

基礎講座の開催は叶いませんでしたが、講師の宗田 好史先生(京都府立大学 教授)のお申し出により、急きょ、オンラインによる「特別講義」の開催が決定。

講座受講生と京都景観エリアマネージャーを対象に、世界の歴史都市の景観政策が“保全”から“景観マネジメント”へと変化していく流れ京都の景観政策の現状と今後の展望について、お話いただきました。

前半では、「町並み保全は観光客のためのもの」「景観マネジメントは非経済的である」「世界遺産は保存、日本遺産は観光活用」といった景観に関する“誤解”が解かれ、「景観は、その土地で暮らし営む人々が文化的アイデンティティを共有するための装置」だということが、ヨーロッパの事例を通して解説されました。

 

京都では1990年代から、世界文化遺産の登録や、これまでの景観政策を抜本的に見直した「新景観政策」などにより、徐々に町並みが戻ってきているそうです。

後半では、人口減少社会の中で暮らしと営みを維持するためには、観光客を含めた“交流人口”、外国籍ビジネスマン、留学生などの多様な背景を持った人々の増加に対応していくことが不可欠であり、国際化が求められる地域社会においては歴史的都市景観がそのアイコンとなることを学びました。

(講師の宗田先生)

講義後は「コロナ禍での京都の観光業界について、どのような施策がこれから必要になるのか」「歴史的視点での景観の捉え方をさらに学びたい」など、zoomのチャット機能を通して受講者からたくさんの感想や質問が集まりました。寄せられた質問についてはすべて、後日、宗田先生から回答をいただきました。

(参加者の皆さん ※プライバシー保護のため画像処理しています)

宗田先生の話題は、景観のみならず観光や文化など多岐にわたり、受講者から「先生のお話はいつも新しい学びがあり、頭がフル回転します」との声が上がるほどです。

来年こそは、対面で宗田先生のお話を聴きたいですね。

 

京都景観エリアマネジメント講座基礎講座 第2回(8月)、第3回(9月)は残念ながら中止となりましたが、10月以降の講義は現時点では開催を予定しております。

1講義ごとの受講も受け付けています【 1講義あたり 4,000円、学生(大学院、大学、専門学校など)は2,000円】ので、興味がある講義にお気軽にご参加ください!

※開催状況は状況により随時となる場合がございますので、以下よりご確認願います。

【2021年度 京都景観エリアマネジメント講座】新型コロナウイルス対応による開講状況のお知らせ


■講義日程・カリキュラム(クリックして拡大)


 

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受講定員には限りがあります。定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。

 


文・画像: 村上 真史(京都景観フォーラム)