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見出し1 京都景観フォーラム設立趣旨タイトル 明治以降、京都市民は高瀬川や堀川の埋め立てに反対する運動などの論争を通じて、近代的な都市計画の合理性を追求するだけではなく、歴史的都市としてのあり様をより深く考えるようになりました。

その後の風致地区指定などを通じ、近代都市への脱皮と風致の保全の両立を目指したといえます。また1960年代の古都保存法制定、歴史的風土特別保存地区指定により、山麓の史跡・名勝がその背後の自然環境と一体的に保存され、その後の世界遺産への指定につないできましたし、1972年には京都市は全国に先駆けて「市街地景観条例」を制定し、美観地区を指定するなど、景観保全への取組に力を注いできました。しかし現実には、高度経済成長期以降、市街地では建築デザインやライフスタイルの多様化、開発の急速化・大規模化による景観の混乱が指摘されるようになり、京都の地域個性がゆらぎはじめました。 2007年に実施された京都市「新景観政策」は、50年後、100年後の京都の将来を見据えて、建物の高さ規制の見直し、建物のデザイン基準や規制区域の見直し、眺望景観や借景の保全、屋外広告物対策の強化、歴史的建造物の保全・再生を目指すものです。その背景には無秩序な都市景観が京都の魅力・活力の低下を招くと言う危機感があり、多くの市民の支持を得ました。

京都市民には、先人のたゆまない努力により守られた景観を、次世代に受け継ぐ義務があると私たちは考えます。市民一人ひとりの生活・経済活動が今後の景観形成に大きく関わってゆくという自覚を強く持たなければなりません。

街が生きている限り、大小さまざまな更新が続きますが、その方向性を自らが定めることで、一つひとつの更新が景観を向上させるチャンスとなります。住宅、店舗、街路、公園、河川、広告物。公有、私有、共有。さまざまな場面で一人ひとりの市民が関わる景観まちづくりの種があり、身近な生活文化を豊かにし、都市の風格を高めることができます。

「景観」は、一人ひとりの市民が創り育てる地域の共有財産であり資源です。私たちは、地域で価値観を共有し、地域に相応しい景観を保全し創造する意識をもって行動しなければならないと考えています。
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