NPO法人京都景観フォーラムとは
京都の景観を、私たち市民の手で、未来へつなぐ。
京都景観フォーラムは、それぞれの地域に暮らす人々が、“主体的”に、生活文化や生業から生まれる“その地域固有の景観”を守り育てることができる社会の実現を目指しています。
さまざまな専門分野の人材を景観まちづくりに携わる専門家として育て、そのネットワークで、地域が主体となった景観まちづくりをサポートしています。
設立趣旨
京都市民には、先人のたゆまない努力により守られた景観を、次世代に受け継ぐ義務があると私たちは考える。
そして、市民一人ひとりの生活・経済活動が今後の景観形成に大きく関わってゆく という自覚を強く持ちたい。
街が生きている限り、大小さまざまな更新が続くが、その方向性を自らが定めることで、一つひとつの更新が景観を向上させるチャンスとなる。
住宅、店舗、街路、公園、河川、広告物。 公有、私有、共有。
さまざまな場面で一人ひとりの市民が関わる景観まちづくりの種があり、身近な 生活文化を豊かにし、都市の風格を高めることができる。
「景観」は、一人ひとりの市民が創り育てる地域の共有財産であり資源である。
地域で価値観を共有して、地域に相応しい景観を保全し創造する意識をもって行動しなければならない。
私たちは、京都市未来まちづくり100人委員会において「市民の景観チーム」を結成し、市民が主体となって「景観まちづくり」を進める道筋を検討した。
そして、市民が自ら景観に対する意識を深め、語り、実践するムーヴメントと、それを支える専門家の自己研鑚が必要との認識にいたった。
これらの活動を進めるため、ここに「京都景観フォーラム」を設立する。
NPO法人 京都景観フォーラム
2010年7月

活動報告書
京都景観フォーラムは2011年以来、1年間の活動を報告書としてまとめ、広く市民の方に公開しています。
法人概要
名称 | 景観整備機構 特定非営利活動法人 京都景観フォーラム |
---|---|
設立 | 2011年11月11日 |
所在地 | 〒603-8178 京都市北区紫竹下梅ノ木町16番地8 |
事務所 | 〒600-8191 京都市下京区五条高倉角堺町21番地 事務機のウエダビル206 |
TEL | 075-354-5224 |
FAX | 075-491-9663 |
メールアドレス | kkf@kyotokeikan.org |
公式ホームページ | |
特定非営利活動内容 | (1) まちづくりの推進を図る活動 (2) 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 (3) 環境の保全を図る活動 (4) 社会教育の推進を図る活動 (5) 国際協力の活動 (6) 情報化社会の発展を図る活動 (7) 科学技術の振興を図る活動 (8) 経済活動の活性化を図る活動 (9) 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動 (10) 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動 |
特定非営利活動に係る事業 | (1) 景観まちづくりについて市民への情報・交流・啓発事業 (2) 地域景観資源の調査・研究 (3) 景観まちづくりに関する教育事業 (4) 地域の景観まちづくりの支援(相談・アドバイス・人材の派遣) (5) 景観まちづくりへの提言 (6) 景観まちづくり推進のための体制づくり (7) その他、この法人の目的を達成するために必要な事業 |
役員 |
理事長 内藤 郁子 |
顧 問(50音順) | 京都大学名誉教授・京都美術工芸大学教授 高田 光雄氏 京都府立大学副学長・京都府立大学大学院教授 宗田 好史氏 京都大学名誉教授・大阪芸術大学教授 門内 輝行氏 |
会員 | (1) 正会員(年間会費 6,000円)ーこの法人の目的に賛同して入会した個人及び団体 20名 (2) 一般会員(年間会費 3,000円)ーこの法人の活動を賛助するため入会した個人 82名 (3) 賛助会員(年間会費 10,000円)ーこの法人の活動を賛助するため入会した団体 4団体 2020年3月31日現在 |
定款 | |
プライバシー ポリシー |
|
貸借対照表 |
アクセス
〒600-8191
京都市下京区五条通高倉西入堺町21番地
事務機のウエダビル206
河原町五条交差点南西角から西へ約200m
下京消防署東隣
市バス:五条河原町から徒歩約5分
地下鉄:烏丸線烏丸五条から徒歩約5分
京阪電車:清水五条駅から徒歩約10分
TEL:075-354-5224
FAX:075-491-9663
沿革
京都景観フォーラムのあゆみ
2007年09月 | 京都市の「新景観政策」が施行される |
---|---|
2008年10月 | 京都市により設置された「京都市未来まちづくり100人委員会(第1期)」のなかに「市民の景観」チームとして発足 |
2010年07月 | 「市民の景観」チーム改め、「京都景観フォーラム」として活動する |
2010年09月 | 京都景観エリアマネージメント講座(基礎講座)第1期募集開始、開講(以後毎年開講) |
2011年08月 | 公式ホームページを公開 |
2011年09月 | 京都景観エリアマネージメント講座(実践講座)開講(以後毎年開講) |
2011年09月 | 公共サインプロジェクト(景観フォーラム最初のプロジェクト)の成果である「放置自転車撤去警告看板」の 除幕式を門川京都市長立ち合いのもとで行う |
2011年11月 | 特定非営利活動法人として認証を得る |
2011年12月 | NPO設立記念として「京都発見?景観フィールドワーク」4つの地区で実施。その成果を発表 |
2012年05月 | 実践講座を修了した19名を「京都景観エリアマネージャー」として認定、登録 |
2012年09月 | 「鴨川橋めぐりツアー」を実施 |
2013年02月 | シンポジウム「鴨川・まちと川のあゆみ」を開催 |
2013年02月 | 第1回「京都景観フォーラム賞」発表 |
2014年03月 | シンポジウム「景観でつながるまちづくり」を開催 |
2014年03月 | 第2回「京都景観フォーラム賞」発表 |
2014年08月 | 京都市から「景観整備機構」に指定される |
2014年08月 | 旧待賢小学校に事務所を開設 |
2014年12月 | 日台交流シンポジウム「ポストモダン期をむかえた歴史都市の景観まちづくり」を国際交流事業として台湾台中市で共同開催 |
2016年04月 | 「TFD日台民間交流国際シンポジウム in Kyoto」を開催 |
2017年09月 | オフィスを現在の五条高倉に移転 |
2017年11月 | 「NPO法人京都景観フォーラム設立記念交流会」を開催 |
2018年08月 | 公式ホームページを全面リニューアル |
メディア掲載
これまでの活動はさまざまなメディアでとりあげられました。つねに市民へむけての情報発信を積極的に行っています。
2011年9月21日 | 産経新聞 サインプロジェクト(駐輪看板)設置 |
---|---|
2012年7月31日 | 「建築士」 景観まちづくりを支える市民と専門家 |
2013年2月4日 | 京都新聞 七条大橋完成100周年記念シンポジウム |
2013年4月11日 | 京都新聞 「ふるさと柊野」まちづくりビジョン完成 |
2013年4月13日 | 京都新聞 「鴨川を百年見つめる七条大橋と歩む会」発足 |
2014年4月23日 | 「塗料報知」 街を変える「景観色彩」 |
2014年3月5日 | 京都新聞 七条大橋百年物語ほか3冊発行 |
2014年3月5日 | 京都新聞 街を変える「景観色彩」 |
2014年8月22日 | 京都新聞 「カモガワウンガ100の視点」発行 |
2014年8月25日 | 京都新聞 鴨川運河会議「私の視点発見ツアー」 |
2014年12月12日 | 京都新聞 100人委員会活動紹介 |
2014年12月 | 「京まち工房69号」 景観機構に認定される |
2015年5月25日 | 京都新聞 地域景観づくり協議会サポート |
2015年8月18日 | 京都新聞 地域景観づくり協議会サポート |
2015年8月29日 | 京都新聞 七条大橋清掃活動 |
2015年12月 | 「京まち工房73号」 地域まちづくりの専門家紹介 |
2016年1月1日 | 京都新聞 七条大橋市電レールの痕跡 |
2016年1月31日 | 京都新聞 鴨川運河シンポジウム開催 |
2016年1月31日 | 毎日新聞 鴨川運河シンポジウム開催 |
2016年2月14日 | 京都民報 七条大橋清掃活動 |
2016年4月8日 | 京都新聞 七条大橋をキレイにする会 |
2016年5月15日 | 京都新聞 大岩神社(堂本印象作)鳥居再発見 |
2016年10月12日 | 京都新聞 疎水のうた、歌詞復活 |
2017年2月1日 | 京都新聞 市民サポーターとの協働 |
2017年3月18日 | 京都新聞 祇園新橋景観づくり協議会立ち上げ |
2018年1月6日 | 京都新聞 高松橋広場整備活動 |
2018年1月19日 | 京都新聞 祇園新橋「前撮り」マナー業者説明会実施 |
2018年2月1日 | 読売新聞 祇園新橋「前撮り」マナー業者説明会実施 |
2018年3月21日 | 京都新聞 祇園新橋「前撮り」業者と覚書締結 |
2018年3月30日 | NHK 鴨川運河会議 |
2018年4月21日 | 京都新聞 嵐山まちづくり協議会立ち上げ |
2018年5月9日 | 京都新聞 嵐山まちづくり協議会活動紹介 |
2018年6月27日 | 京都新聞 七条大橋ライトアップ |