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公開日:2021.10.23

【基礎講座2021】第4回~まちとまちなみ~

コロナの影響によりなかなか開催が叶わなかった基礎講座ですが、京都での緊急事態が解除され、ようやく対面での講座を再開することができました!

10月の第4回のテーマは「まちとまちなみ」。

お二人の先生の講義を受け、ワークショップで受講生同士の交流を深めました。


前半の講義は森重 幸子 先生(京都美術工芸大学 準教授)による「現代の社会における京都とまちと住まい」です。

町家が年々減少している現状において、町家を保全するための様々な施策や、市民団体の取り組みのお話がありました。

路地の魅力を活かして再生させた事例など、興味深い内容でした。

 

後半の講義は魚谷 繁礼 先生(魚谷繁礼建築研究所 代表・京都工芸繊維大学 特任教授 )による「歴史都市における地域計画と建築計画」

魚谷先生は、現在の景観政策の課題を指摘しつつ、挑戦的な取り組みをされています。

先生の手がけた事例を題材にしたお話はとても刺激的で、「町家を残す本質はいったい何なのか?」「地域にふさわしい景観とは何なのか?」を、考えさせられる内容でした。

午後からは、各グループに分かれてのワークショップです。

教業学区、松ヶ崎学区、深草学区の3地域の中から選び、各グループでまちのことを調べ、次回のフィールドワークにつなげていきます。

今までコロナの影響で、受講生間のコミュニケーションが取りづらい状況でしたが、今回はワイワイとワークショップができ、皆さんとても楽しそうでした。

 

文・写真: 笠原 啓史(京都景観エリアマネージャー)

 

京都景観エリアマネジメント講座は、2022年2月まで月1回のペースで開催しています。

1講義ごとの受講も可能【 1講義あたり 4,000円、学生(大学院、大学、専門学校など)は2,000円】ですので、興味がある回にお気軽にご参加ください!


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