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公開日:2021.12.08

【基礎講座2021】第5回~公共空間のデザイン~

11月に第5回を迎えた京都景観エリアマネジメント講座 基礎講座。今回のテーマは「公共空間のデザイン」です。


午前の講義では、山口 敬太 先生(京都大学大学院 准教授)より「公共空間を活用した多主体協働のまちづくり」についてお話いただきました

現在、公共空間のデザイン協議の多くは市民参加が進んでおらず、市民のニーズを反映する機会が少ない、という課題があるそうです。

これからは、市民や行政のデザイン部局が事業に積極的に関わることができる仕組み作りが必要です。

また、事業実施前にエリアビジョンを定めるなど、さまざまな人たちが関わる「多主体協働」の形をとることが重要である、と教わりました。


午後からは、グループに分かれてのワークショップ「まちを見てみよう」です。


前回は、各グループの担当地域(教業学区、松ヶ崎学区、深草学区)が決まり、その地域の特徴・特色を下調べしました。

今回は、それぞれの担当地域へ出向いての「景観フィールドワーク」です!

 

さわやかな秋空の下でのフィールドワーク。松ヶ崎地区のグループでは、前回書き込みをした大判の地図を片手に現地を歩きました。

街並みや水路を見ながら歴史を体で感じ、グループメンバーでわいわい話をしながら進みます。

とても充実したフィールドワークのひととき。参加者同士のコミュニケーションの輪も広がり、気づいた時には予定時間を過ぎてしまっていました。


次回のフィールドワークでは、各チームが感じたまちの雰囲気、地域の課題について発表します。皆さんのお話を聞くのが楽しみですね。

文・写真: 笹井 淳(京都景観エリアマネージャー)

 

 

京都景観エリアマネジメント講座は、2022年2月まで月1回のペースで開催しています。

1講義ごとの受講も可能【 1講義あたり 4,000円、学生(大学院、大学、専門学校など)は2,000円】ですので、興味がある回にお気軽にご参加ください!


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