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公開日:2022.06.11

【エリマネネット】京都国際会館の見学会を開催しました

遅咲きの桜が僅かに残る令和4年年4月17日、第6期エリマネの宮川一朗氏と第10期エリマネの上杉里延子氏の案内で、国立京都国際会館の見学会を行いました。

国立京都国際会館は、昭和38年、国内初の公開設計コンペによりデザインが選ばれました。参加作品195点の中から選ばれたのは、当時39歳だった建築家・大谷幸夫氏のデザインです。

比叡山を背景にした宝ヶ池の風景、古都京都の風情と自然の佇まいを設計の枠組みとし、周辺の山々を圧迫することのないその建物のテーマは「台形」。

これは必要平面積を確保しながらも建物のボリュームを削り、周辺の山々を圧迫しないようにするためです。「建築は変えても景観は変えるな」という当時の大谷氏の想いは50年以上経った今も生きており、自然景観と現代的なデザインを生かした建物が見事に調和しています。

平成30年に新しく建てられたニューホールは、内装や調度品に京都の伝統工芸の技をいたる所に用いた大変贅沢なしつらえ。なかでも「蝋色漆(ろいろうるし・上質の生漆を原料とした、油分を含まない漆)」のテーブルに庭の景色が映りこむ特別室には、一同思わずため息が出ました。

宝ヶ池の畔から国立京都国際会館を仰ぐと、自然景観の中に現代的なコンクリート造りの建物が違和感なく存在しています。

京都が日本の誇る歴史と文化の都市として、京都国際会館がその価値と魅力を高めていることをあらためて確認することができました。

文・写真:西谷 早恵(景観エリアマネージャー)


 

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