講座
公開日:2022.08.18
【実践講座2022】第2回~嵐山で景観の見方を学ぶ~
京都景観エリアマネジメント講座の実践講座は、地域の景観まちづくりの現場の体験やグループワーク、個人レポートの作成などを通じて「自分がどのように景観まちづくりに貢献していけるか?」を考えるプログラムです。
基礎講座・実践講座の両方を修了すると「京都景観エリアマネージャー(エリマネ)」として認定。京都景観フォーラムの景観まちづくり活動に参加することができます。
2022年7月、実践講座の第2回が行われました。
実践講座の舞台となるのは京都を代表する観光地のひとつ、嵐山。基礎講座の第1回も担当している堀 繁先生(東京大学名誉教授・一般社団法人まちの魅力づくり研究室理事)から、景観の見方を学びました。
阪急嵐山駅からスタートし、法輪寺、渡月橋、長辻通と歩を進めます。
堀先生の解説を聞きながら、景観のなかの「見たいもの」が「見やすい大きさ」で見えているのか、体を使って計測し、確かめていきます。基礎講座の第1回で登場する、おなじみのあのポーズです。
京都の猛暑に負けず、皆さん熱心に取り組んでいらっしゃいました。講義で教えていただいた手法を、実際に景色を見ながらその場その場で実践していく。景観を理解するための手法を身につける、実践講座らしい内容となりました。
午後からは、嵐山、三条、鴨川運河の3つのグループに分かれ、担当の地域でフィールドワークをしたり、地域の方からお話を聞いたり、今後の計画を立てたりと、グループごとに充実した時間を過ごしました。
文・写真:篁 正康(京都景観フォーラム理事)
2022年度 <7月開講>京都景観エリアマネジメント講座・受講生募集中!
どんな講座が開かれているの?各講座の雰囲気はこちらからご覧いただけます▼
https://kyotokeikan.org/category/course/