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公開日:2023.04.03
嵐山
嵐山まちづくり協議会の設立及び運営支援
京都景観フォーラムでは、地域からの相談をきっかけに、嵐山の景観づくりの支援を行っています。地域において勉強会、話し合いなどを重ねて、嵐山まちづくり協議会の設立と、地域景観づくり協議会制度の認定を目指すことになりました。
嵐山は日本有数の観光地ですが、居住されている方も多くおられる地域です。多数の商業系の団体、自治会など、合意形成の対象が多く、協議会の設立には時間を要しましたが、2018年に設立、2020年には嵐山地域景観づくり計画書を策定、京都市の認定を受け運用を始めました。
京都景観フォーラムは、協議会の設立から運営を支援しており、京都景観エリアマネージャーが数名、事務局のお手伝いをしています。
協議会による新規出店者との関係づくり
嵐山、亀山の急斜面や大堰川などの自然資源と、渡月橋、天龍寺などの歴史資源が調和する箱庭的な景観美が、嵐山地域の景観特性の基本となっています。これに調和するよう新しい建物などを誘導していくことが、協議会が課題としている一つです。
コロナ後、新規出店などが増加しています。地域景観づくり協議会制度を活用し、新規出店などにおいては事前の意見交換を通じて、新規出店者とよい関係づくりを行い、一緒に景観づくりを進める仲間として受け入れる取組を進めています。
嵐山まちづくり協議会ホームページ :https://www.arashiyama.org/